Citrix XenServer 5.5

先日CPU換装したサーバー機に我が家のサーバー機能を集約しました。

これまではオープンソースXenをベースにしていたのですが、
今回は先日無償化したCitrix XenServerを利用しています。

たまたまタイミングで5.5が公開となったので、そちらを使いました。


XenServerそのもののインストールも、仮想化したサーバのインストールも驚くほどスムーズに進みました。

結果的に4つの仮想サーバを構築しましたが、構築自体の時間は1日程度。

## 各サーバの設定は時間がかかりますけどね。。。



別途クライアントに入れるXen Centerという管理コンソールはとても優秀なインターフェイスです。

これまではCLIで作業を行っていましたが、ほとんどの作業がGUIベースでできてしまいます。

最新の5.5では英語版だけが用意されているようですが、大きな問題はないと思います。

## ゲストのLinux環境を日本語でインストールしたときにコンソールで文字化けしましたが、defaultを英語にしてしまえば問題ありません。
## WindowsはそもそもGUIベースのコンソールであるためか、普通に日本語でインストールも設定もできます。




数日間仮運転してみて動作も問題なさげなので、本日から完全切り替え。

旧サーバ機は晴れてWindows 7のテスト機になります。



ちょっと困っていることがひとつ。

それは各デバイスの状態が取得できないことです。



これまではDom0にCentOSを使っていたので、あまり気になりませんでした。

必要なパッケージをDom0に導入してしまえばいいことなので。




それがCitrix Xen Serverのリポジトリには、smartctlやhddtempなどのパッケージが用意されていないようです。

コンパイル環境も入ってないし。

いざとなれば外部からgccやmakeなどを入れてしまえば良いとは思うのですが・・・



これから暑い季節なので、サーバーの状態を知る事が出来ないのは少し不安です。

もう少し調査してみてダメなら、Dom0に必要なパッケージを強制的に入れてみようかと思っています。